ニードフェルト作り方





フェルトの3つの世界

●ニードルフェルト
●石けんを使ったフェルト
●布フェルト

ここ10年ほどで、ハンドメイドのフェルトはずいぶんポピュラーになりましたね。
でも、ニードル針が登場して、またまた一気に違う世界にエクステンションした感があります。なにはともあれニードル針を使いこなしたアーティストの登場がおおきいですね。こと日本においては、フリースドッグという名前を付けたSINCOさんもそうですが、ストラッセの飯島さんが紹介されたピートゥ・ニューコップさん(スピナッツ61号)そして土谷さんたちのニードルによる人形達が登場して、その表現力にあっと驚きました。
さて、このフェルトの世界は従来の石けん水を使ってフェルト化させ、帽子やバックを作ってきた流れは、ジョリーさんや坂田ルツ子さんというパイオニアによってとてもレベルの高い作品に高められ、かつ、小学校の教材にも取り入れられるほどの裾野の広がりを作ってきました。そしてそのあと布フェルトの登場で薄くてエレガントなストールや服への応用へと続きました。
そしてこのニードルは、毛をちぎりながら細かい表現や立体を作りやすくなり、失敗してもすぐに剥がせばよいわけで自在に思いとおりのデザインが出来るというわけ。
右の作品を御覧下さい。これは林さとみさんのフェルトです。
まず上から、青い鳥-石けん水で作った鳥は目やくちばしはごくシンプル、羽は刺繍されています。
その次、男の子-中に針金が入っているので、立ったり座ったりできます。手足が動くので、おままごとも出来る・・・子供達のお友達になれそうです。
そしていよいよニードルのテクニックを駆使して出来るたのがこの足の爪まである緑の鳥、目にも表情があります。これ程の表現は石けんのフェルトでは出来なかったことです。
そして、ドラゴンのたてがみを御覧下さい。手足も動き、今にも動き出しそうです。
こういう、表現力と立体感はまさにニードルならではの作品です。
最後に布フェルトのブラウス。この軽くて透ける質感は、夏のウール使いの可能性を広げてくれました。(木原ちひろ作、スピナッツ59、62号)この3つのテクニックを使いこなして、様々な表現が可能になったフェルトワールド。ますます目が離せないこの頃です。
スピンハウスではこのフェルトの3つの世界をご紹介するワークショップを不定期でしています。
坂田ルツ子さん、人形の石田百合さん、木原ちひろさん、そしてただ今ニードルのワークショップもリサーチ中です。乞うご期待!