シェットランド Shetland

羊毛の HOW TO

スカンジナビアから来たといわれている、英国種の中で最も体の小さな羊の一つ。寒冷なシェットランド島で苔などを食べて生きてきました。ルーイン(Rooing)という春に換毛するタイミングで手で毛を抜き取る手法が近年までおこなわれていました。

羊毛は白の他にライトグレー、グレー、青みグレー(Emsket)、光沢のある濃いグレー(Shaela)、薄いグレー茶(Musket)、淡い黄褐色(Fawn)、薄い甘茶(Mioget)、甘茶(Moorit)、濃い茶、黒の11色。この毛を使ったツイードやフェアアイル セーターやシェットランド レースが有名。

上から、シェトランドレースは田村直子さん作。
白のセーターはスピナッツオリジナル、シェットランドの紡績糸、編み手は舞鶴圭子さん。
グレーのチェックのベストはきだて槙江さん作。

白いセーターは、2003年のスピナッツオリジナル・シェットランドのベリーで作った6.5番手紡毛単糸で作ったセーターです。
もうふわふわっと軽やかで天使の衣、レースはもちろん羽根のようです。半袖で220gでできています。(レース後述)
スピナッツ32号「ひつじさんこんなにいろいろ・シェットランド」

ミニチュアセーターは伝統的なフェアアイル柄、シェットランド ウールならではの膨らみと、軽くて薄いできあがりに愛着の一着です。内木早由美さん作。
スピナッツ60号ミニチュアセーター製図あり

う…このとろけそうなレース!田村直子さん作。
彼女は2005年「10gで最も長い糸を紡ぐコンテスト」で2位と大きく水をあけて1468.61m/10g 双糸でトップ!ギネスに登録中です。その彼女の大作。1.5m四方の大作にもかかわらず58gしかありません。
柔らかさと膨らみ、エッジの山型がぴんと張った感じはシェットランドならではです。
スピナッツ49号「田村直子・シェットランドレース特集」

さてさて比較に、他品種でも同じテクニックで田村さんはレースを作ってみました。
左のオレンジはメリノ(苔染め)、左下はロムニ-。繊維の細さがシェットランドとほぼ同じ60sのメリノでどうなるか…まとわりつくような柔らかさはいいのですが、決定的に違ったのは、張りと膨らみ。メリノだとエッジがなじんでぴんとしないし、フワッとしないのでぺったりしてしまいました。

それに比べて、太番手のロムニーが以外や以外…シェットランドによく似た張りが出てきて、エッジがピーン!と、立ったのです。ただし肌ざわりはシェットランドには負けます。それに肌ざわりはやっぱりちょっとハリハリしてます。レースはやっぱりシェットランド…と、納得した次第です。

まずは、一度は手にしたいシェットランド。レースにニットに服地に何でもこい!一度、手にとってみませんか?
ご注文の際は色だけでなく、用途もおっしゃってください。


ピックアップ記事

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA